記憶のない青年「……あれが僕……西園寺靖子と……僕と……どっちが西園寺靖子……」
2017-11-22
第2270回「最近驚いたことは?」
Kindle版を無料でダウンロードして初めて読んだ江戸川乱歩『悪魔の紋章』の後半の展開ですね。前半は単なるオカルト小説かよと思いながら惰性で読んでいたのですが、後半の事件の解明までの流れはマジすげえってなりました。おそらく推理小説ヲタの人なら古典的かつありがちな展開だと言うんでしょうけど、私は江戸川乱歩はおろか推理小説自体まったくと言っていいほど読んだことがなかったので、かなりのカルチャーショックを受けました。そして今度は夢野久作『ドグラ・マグラ』をダウンロードして読み始めたのですが、431ページというボリュームな上に、難解かつ回りくどい表現のおかげで、ダウンロードから1ヶ月経った今も読み終えられていません。身も心も麻雀打ちになってしまった私は、もう昔の頃のような文学少女には戻れないのかもしれません。
今回はジャンナビプロ対局の76戦目を打ちました。半荘戦です。

引いて来た8索をそのままツモ切り、下家さんにチーされました。
4-7筒引きの受け入れ増加やドラ1索重なりに備えて6筒を残しておきたかったのですが、
索子染め気配で2副露している下家さんに8索を鳴かれてしまうと索子も字牌も切れなくなってしまい、
後の展開がかなり厳しいことになってしまいそうなので、
8索はこちらがテンパイするまで絞る心積もりで6筒を先に切ったほうが良かったと思います。

期待通りにドラ1索が重なったものの、下家さんに対して2索が切れず、
かと言っても役牌を仕掛けている2者に通っていない6筒もこの巡目では切りにくいので、
渋々9萬を抜いて実質オリの構えを取りました。

しかしその後は鬼のように牌が重なって行き、
最終ツモで3筒が重なってチートイテンパイになったので8筒を勝負しました。
幸い放銃ではなく上家さんのポンで済み、
全員テンパイの流局で親番を維持することができました。

3索を引いてテンパイし、2索を切って即リーチしました。
6筒を引けば一通になるとか、ドラ4筒引きで打点が上がるとか、
直前に7筒が切られて待ちが弱くなっているとかはすべてノイズです。
変化の少ない親のドラ1愚形は機械的に即リーチです。
ダマで数巡様子を見ようという謎の文化は1,990年代までで終わっています。

次のツモが透けて見える能力者であれば、
1巡ぐらい様子を見てあげても良かったですね( ˙-˙ )

ハイテイで7筒をツモって4,000点オールのアガリでした。

6萬を引いて5萬を切りました。
手なりで打つなら完全イーシャンテンに取る6筒切りですが、
筒子ホンイツ気配の上家さんが9筒を溢れさせているので、
この巡目でトップ目から6筒を切るのは暴牌です。
かと言って保留の6萬切りも、対面さんや下家さんに普通に刺さり得るので、
テンパイを取れればラッキーぐらいの気持ちで対面さんの5萬切りに合わせ打ちました。

3索を引いて6筒を切りました。
6萬がフリテンのシャンポン待ちではほぼアガリは望めないですが、
上家さんと下家さんへの危険牌の4筒を押してまで場に2枚見えのカン5筒待ちにする価値はないので、
上家さんの6筒に合わせ打っての実質形テンに構えて、
ヤバい牌を引いたら8萬を切ってベタオリするのが無難だと判断しました。

フリテンの6萬をツモって1,000点オールのアガリでした。

南をポンして7索を切りました。
持ち点に余裕があり鳴きにくいトイツが多いので、通常はスルーしてチートイツを狙うのですが、
今回は上家さんの回線が切れていて鳴き手なら実質2回ツモ番があるようなものなので、
チートイの守備力を捨ててでもトイトイのアガリやすさを優先したほうがよいと判断しました。

南を鳴いた時点では影も形もなかったドラ北を何故かポンできて、
トイトイドラ3で親マンの出アガリになりました。

下家さんからリーチがかかっている状況で、5筒を引いて1萬を切りました。
下家さんからの直撃で飛ばし終了できるので5筒押しがそこまで悪手とは思いませんが、
ここでラス目への放銃というリスクを負ってまでゲームを終わらせに行かずとも、
放銃さえ避けていればよっぽどのことがない限り自然にトップを取れそうなので、
もっと安全にアガれそうな局が来るまでは守備に徹するほうがよいと判断しました。

6萬を引いて1索を切りました。
これが平場なら親連荘狙いで中スジの5筒を切って形テンに取るのですが、
ここまで点差が付いた親なら、現物の連打によるベタオリで
徹底した放銃回避と次局の親っかぶり回避をしたほうがよいと判断しました。
局の結果は下家さんの1人テンパイで流局でした。

最後は対面さんの満貫アガリで下家さんが飛び、逃げ切りトップ終了でした。
Kindle版を無料でダウンロードして初めて読んだ江戸川乱歩『悪魔の紋章』の後半の展開ですね。前半は単なるオカルト小説かよと思いながら惰性で読んでいたのですが、後半の事件の解明までの流れはマジすげえってなりました。おそらく推理小説ヲタの人なら古典的かつありがちな展開だと言うんでしょうけど、私は江戸川乱歩はおろか推理小説自体まったくと言っていいほど読んだことがなかったので、かなりのカルチャーショックを受けました。そして今度は夢野久作『ドグラ・マグラ』をダウンロードして読み始めたのですが、431ページというボリュームな上に、難解かつ回りくどい表現のおかげで、ダウンロードから1ヶ月経った今も読み終えられていません。身も心も麻雀打ちになってしまった私は、もう昔の頃のような文学少女には戻れないのかもしれません。
今回はジャンナビプロ対局の76戦目を打ちました。半荘戦です。

引いて来た8索をそのままツモ切り、下家さんにチーされました。
4-7筒引きの受け入れ増加やドラ1索重なりに備えて6筒を残しておきたかったのですが、
索子染め気配で2副露している下家さんに8索を鳴かれてしまうと索子も字牌も切れなくなってしまい、
後の展開がかなり厳しいことになってしまいそうなので、
8索はこちらがテンパイするまで絞る心積もりで6筒を先に切ったほうが良かったと思います。

期待通りにドラ1索が重なったものの、下家さんに対して2索が切れず、
かと言っても役牌を仕掛けている2者に通っていない6筒もこの巡目では切りにくいので、
渋々9萬を抜いて実質オリの構えを取りました。

しかしその後は鬼のように牌が重なって行き、
最終ツモで3筒が重なってチートイテンパイになったので8筒を勝負しました。
幸い放銃ではなく上家さんのポンで済み、
全員テンパイの流局で親番を維持することができました。

3索を引いてテンパイし、2索を切って即リーチしました。
6筒を引けば一通になるとか、ドラ4筒引きで打点が上がるとか、
直前に7筒が切られて待ちが弱くなっているとかはすべてノイズです。
変化の少ない親のドラ1愚形は機械的に即リーチです。
ダマで数巡様子を見ようという謎の文化は1,990年代までで終わっています。

次のツモが透けて見える能力者であれば、
1巡ぐらい様子を見てあげても良かったですね( ˙-˙ )

ハイテイで7筒をツモって4,000点オールのアガリでした。

6萬を引いて5萬を切りました。
手なりで打つなら完全イーシャンテンに取る6筒切りですが、
筒子ホンイツ気配の上家さんが9筒を溢れさせているので、
この巡目でトップ目から6筒を切るのは暴牌です。
かと言って保留の6萬切りも、対面さんや下家さんに普通に刺さり得るので、
テンパイを取れればラッキーぐらいの気持ちで対面さんの5萬切りに合わせ打ちました。

3索を引いて6筒を切りました。
6萬がフリテンのシャンポン待ちではほぼアガリは望めないですが、
上家さんと下家さんへの危険牌の4筒を押してまで場に2枚見えのカン5筒待ちにする価値はないので、
上家さんの6筒に合わせ打っての実質形テンに構えて、
ヤバい牌を引いたら8萬を切ってベタオリするのが無難だと判断しました。

フリテンの6萬をツモって1,000点オールのアガリでした。

南をポンして7索を切りました。
持ち点に余裕があり鳴きにくいトイツが多いので、通常はスルーしてチートイツを狙うのですが、
今回は上家さんの回線が切れていて鳴き手なら実質2回ツモ番があるようなものなので、
チートイの守備力を捨ててでもトイトイのアガリやすさを優先したほうがよいと判断しました。

南を鳴いた時点では影も形もなかったドラ北を何故かポンできて、
トイトイドラ3で親マンの出アガリになりました。

下家さんからリーチがかかっている状況で、5筒を引いて1萬を切りました。
下家さんからの直撃で飛ばし終了できるので5筒押しがそこまで悪手とは思いませんが、
ここでラス目への放銃というリスクを負ってまでゲームを終わらせに行かずとも、
放銃さえ避けていればよっぽどのことがない限り自然にトップを取れそうなので、
もっと安全にアガれそうな局が来るまでは守備に徹するほうがよいと判断しました。

6萬を引いて1索を切りました。
これが平場なら親連荘狙いで中スジの5筒を切って形テンに取るのですが、
ここまで点差が付いた親なら、現物の連打によるベタオリで
徹底した放銃回避と次局の親っかぶり回避をしたほうがよいと判断しました。
局の結果は下家さんの1人テンパイで流局でした。

最後は対面さんの満貫アガリで下家さんが飛び、逃げ切りトップ終了でした。

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