人付き合いは苦手なのに対人ゲームは好きという面倒な習性
2017-11-19
第2269回「最近のマイブームは?」
バックギャモンというボードゲームを最近始めました。麻雀界隈から消えたくなったときに備えて別のゲームを覚えておこうと前々から考えていまして、世界規模で見ればプレイヤー人口がすさまじく多く、運と実力のバランスが麻雀と似ているバックギャモンを選択しました。最初は将棋を本格的に覚えようかと思っていたのですが、年齢的にも性別的にも今から始めてガチ勢になるのは無理だろうと思って諦めました。バックギャモンは日本人女性で世界チャンピオンになった人もいるぐらいなので、男女による実力差を考える必要はなさそうです。数年後、謎のアラサー眼鏡っ娘が30代半ばのオッサン(兄)を引き連れてバックギャモンの大会に出没し始めたらそれは私かもしれません。
今回も通常の三麻段位戦を打ちました。
・1戦目

6筒を引いて9筒を切りました。
24579筒引きでの良形テンパイならドラ表示牌の赤5索を勝負する気にもなりますが、
9筒1枚見えの6筒9筒シャンポン待ちで
親マンが確定している対面さんに喧嘩を売るのはさすがに無謀だと判断しました。
とは言え完全にベタオリする1索暗刻落としは巡目的にちょっと見切りが早いと思うので、
比較的通りそうな9筒トイツ落としで赤5索くっつきのテンパイ復活を狙うほうが良さそうです。

6筒を引いて赤5索を切りました。
「ああっ!2巡前に赤5索を切っていれば6索でツモアガっていた!」と考えてしまうのは人間なら仕方ないことですが、
「アガリ逃しはナガレが悪い!この局はもうオリよう」という結論に至ってしまうとそれは完全に間違いです。
さっきはシャンポンだから勝負しなかったけど、今度は4面張で十分アガれそうだから勝負しても良さそうという
シンプルな押し引き判断をすればそれで十分で、ナガレという謎の概念が入り込む余地はないです。

9索を引いて1索を切りました。
一つ上の画像では4面張なら勝負しても良さそうとは言いましたが、
さらに西を鳴いてテンパイがほぼ確実の対面さんの最終手出しが7索となると、
ここで通っていない9索を切るとそれなりの確率で放銃してしまうので、
2着目かつ安手テンパイ、巡目が中盤過ぎという状況も加味して
このあたりでベタオリを選択するのがベターだと思います。
局の結果は対面さんの1人テンパイで流局でした。

6筒を引いて2筒を切りました。
対面さんの中スジの4索を切れば満貫テンパイにはなりますが、
対面さんのリーチ宣言牌7索は357索からの7索切りが想定できて4索が通常のスジよりも危険になっており、
4索が通ったところでこちらは片割れが枯れた5筒シャンポンというアガリ目の薄い愚形テンパイなので、
テンパイだからと無理に勝負せず現物の2筒切ったほうがよいと判断しました。

7筒を引いてテンパイし、4索を切って追いかけリーチしました。
先ほどのシャンポンと違って今度は立派なリャンメンなので4索を切って勝負する価値は十分あるのですが、
巡目が深い現物待ちピンフドラ3テンパイとなると、
リーチ棒の損失や上家さんからの出アガリを考えてダマに構えたほうが良かったです。
局の結果は対面さんの7,000点オールツモでした。

9索を引いて7索を切りました。
2枚ある赤5索受けを失うのは惜しいですが、
あと3枚あるドラ9筒受けのほうが大事なのでこうするしかないです。
どちらの受けも残したいからと言ってリャンメン固定で8筒や6索を切るのは、
単純に受け入れ枚数が減る上に三暗刻の可能性もなくなるので論外です。

9筒を引いてテンパイし、8筒を切ってダマテンにしました。
場況のいいリャンメン待ちなので反射的にリーチをかけたくなりますが、
50符3翻の7,000点は平場だとしてもダマが悪くないですし、
まして今回はトップ目と大差かつ4本場で4,000点も付くので、尚のことダマ優位だと思います。

局の結果は上家さんから11,000点(7,000点+4本場)の出アガリでした。
上家さんを飛ばして2着確定終了の可能性を考えるとリーチも悪手ではないと思いますが、
トップを十分狙えるならまだしも2着を取るためだけに回避可能なリスクを負うのは微妙なので、
やはりダマが無難だと思います。

倍満の横移動で上家さんが飛び、私は2着のまま終了でした。
・2戦目

上家さんのリーチ一発目、中を引いて西を切りました。
場に1枚見えで安全度の高い西トイツを落として様子を見る選択でしたが、
こんな安手のバラバラ手では様子を見るも何もあったものじゃないので、
わずかでも放銃率のある西よりは現物の3索切りのほうが良かったです。
次巡以降も安全度の高い牌を順番に切ってベタオリするだけですが、
3索切りだと4トイツが残るので展開次第ではチートイツになる可能性もないわけではないです。
局の結果は対面さんの7,000点オールツモでした。

1筒を引いて3索を切りました。
ドラ5のイーシャンテンなので攻めたい気持ちはもちろんあるのですが、
シャンテン維持のための1筒切りか3筒切りは筒子の染め手の対面さんに危険で、
赤5索切りか8索切りは北3枚抜きリーチの上家さんに危険なので、
残り巡目も考慮して唯一の現物の3索を切って気合いでオリたほうがよいと判断しました。
局の結果は24,000点の横移動でした。

赤5索を引いてドラ9索を切りました。
正直に言ってしまうとこのときは索子の形をよく理解していなくて、
とりあえず親のドラ9索に合わせればいいかと安易に切ったのですが、
3索を切っても同じリャンメン受けが残り、受け入れ枚数もほとんど変わらないので、
打点まで考えるなら3索切りのほうが明らかに勝っていました。

6筒を引いてドラ9索を切りました。
6筒が上家さんに切りにくいからテンパイするまで切らないという考えは別にいいのですが、
それならイーペーコー目が残ってドラ9索も手に残る3索切りの一手でした。
上家さんは2巡連続でツモ切りしているので、対面さんが2巡前に切った3索は通ります。
局の結果はハネ満の出アガリでした。

トップ目でのオーラス、2索を引いてテンパイし、東を切って即リーチしました。
良形変化は8種(1245筒1245索)あるので手変わり待ちダマでもいいのですが、
筒子の変化は待ちの枚数的に現状の字牌単騎待ちとアガリやすさで大差ないので、
4面待ちになる4種の索子変化のためだけにダマにするぐらいなら
即リーチで勝負を決めに行くほうがよいと判断しました。

10,000点を出アガって逃げ切りトップ終了でした。

バックギャモンというボードゲームを最近始めました。麻雀界隈から消えたくなったときに備えて別のゲームを覚えておこうと前々から考えていまして、世界規模で見ればプレイヤー人口がすさまじく多く、運と実力のバランスが麻雀と似ているバックギャモンを選択しました。最初は将棋を本格的に覚えようかと思っていたのですが、年齢的にも性別的にも今から始めてガチ勢になるのは無理だろうと思って諦めました。バックギャモンは日本人女性で世界チャンピオンになった人もいるぐらいなので、男女による実力差を考える必要はなさそうです。数年後、謎のアラサー眼鏡っ娘が30代半ばのオッサン(兄)を引き連れてバックギャモンの大会に出没し始めたらそれは私かもしれません。
今回も通常の三麻段位戦を打ちました。
・1戦目

6筒を引いて9筒を切りました。
24579筒引きでの良形テンパイならドラ表示牌の赤5索を勝負する気にもなりますが、
9筒1枚見えの6筒9筒シャンポン待ちで
親マンが確定している対面さんに喧嘩を売るのはさすがに無謀だと判断しました。
とは言え完全にベタオリする1索暗刻落としは巡目的にちょっと見切りが早いと思うので、
比較的通りそうな9筒トイツ落としで赤5索くっつきのテンパイ復活を狙うほうが良さそうです。

6筒を引いて赤5索を切りました。
「ああっ!2巡前に赤5索を切っていれば6索でツモアガっていた!」と考えてしまうのは人間なら仕方ないことですが、
「アガリ逃しはナガレが悪い!この局はもうオリよう」という結論に至ってしまうとそれは完全に間違いです。
さっきはシャンポンだから勝負しなかったけど、今度は4面張で十分アガれそうだから勝負しても良さそうという
シンプルな押し引き判断をすればそれで十分で、ナガレという謎の概念が入り込む余地はないです。

9索を引いて1索を切りました。
一つ上の画像では4面張なら勝負しても良さそうとは言いましたが、
さらに西を鳴いてテンパイがほぼ確実の対面さんの最終手出しが7索となると、
ここで通っていない9索を切るとそれなりの確率で放銃してしまうので、
2着目かつ安手テンパイ、巡目が中盤過ぎという状況も加味して
このあたりでベタオリを選択するのがベターだと思います。
局の結果は対面さんの1人テンパイで流局でした。

6筒を引いて2筒を切りました。
対面さんの中スジの4索を切れば満貫テンパイにはなりますが、
対面さんのリーチ宣言牌7索は357索からの7索切りが想定できて4索が通常のスジよりも危険になっており、
4索が通ったところでこちらは片割れが枯れた5筒シャンポンというアガリ目の薄い愚形テンパイなので、
テンパイだからと無理に勝負せず現物の2筒切ったほうがよいと判断しました。

7筒を引いてテンパイし、4索を切って追いかけリーチしました。
先ほどのシャンポンと違って今度は立派なリャンメンなので4索を切って勝負する価値は十分あるのですが、
巡目が深い現物待ちピンフドラ3テンパイとなると、
リーチ棒の損失や上家さんからの出アガリを考えてダマに構えたほうが良かったです。
局の結果は対面さんの7,000点オールツモでした。

9索を引いて7索を切りました。
2枚ある赤5索受けを失うのは惜しいですが、
あと3枚あるドラ9筒受けのほうが大事なのでこうするしかないです。
どちらの受けも残したいからと言ってリャンメン固定で8筒や6索を切るのは、
単純に受け入れ枚数が減る上に三暗刻の可能性もなくなるので論外です。

9筒を引いてテンパイし、8筒を切ってダマテンにしました。
場況のいいリャンメン待ちなので反射的にリーチをかけたくなりますが、
50符3翻の7,000点は平場だとしてもダマが悪くないですし、
まして今回はトップ目と大差かつ4本場で4,000点も付くので、尚のことダマ優位だと思います。

局の結果は上家さんから11,000点(7,000点+4本場)の出アガリでした。
上家さんを飛ばして2着確定終了の可能性を考えるとリーチも悪手ではないと思いますが、
トップを十分狙えるならまだしも2着を取るためだけに回避可能なリスクを負うのは微妙なので、
やはりダマが無難だと思います。

倍満の横移動で上家さんが飛び、私は2着のまま終了でした。
・2戦目

上家さんのリーチ一発目、中を引いて西を切りました。
場に1枚見えで安全度の高い西トイツを落として様子を見る選択でしたが、
こんな安手のバラバラ手では様子を見るも何もあったものじゃないので、
わずかでも放銃率のある西よりは現物の3索切りのほうが良かったです。
次巡以降も安全度の高い牌を順番に切ってベタオリするだけですが、
3索切りだと4トイツが残るので展開次第ではチートイツになる可能性もないわけではないです。
局の結果は対面さんの7,000点オールツモでした。

1筒を引いて3索を切りました。
ドラ5のイーシャンテンなので攻めたい気持ちはもちろんあるのですが、
シャンテン維持のための1筒切りか3筒切りは筒子の染め手の対面さんに危険で、
赤5索切りか8索切りは北3枚抜きリーチの上家さんに危険なので、
残り巡目も考慮して唯一の現物の3索を切って気合いでオリたほうがよいと判断しました。
局の結果は24,000点の横移動でした。

赤5索を引いてドラ9索を切りました。
正直に言ってしまうとこのときは索子の形をよく理解していなくて、
とりあえず親のドラ9索に合わせればいいかと安易に切ったのですが、
3索を切っても同じリャンメン受けが残り、受け入れ枚数もほとんど変わらないので、
打点まで考えるなら3索切りのほうが明らかに勝っていました。

6筒を引いてドラ9索を切りました。
6筒が上家さんに切りにくいからテンパイするまで切らないという考えは別にいいのですが、
それならイーペーコー目が残ってドラ9索も手に残る3索切りの一手でした。
上家さんは2巡連続でツモ切りしているので、対面さんが2巡前に切った3索は通ります。
局の結果はハネ満の出アガリでした。

トップ目でのオーラス、2索を引いてテンパイし、東を切って即リーチしました。
良形変化は8種(1245筒1245索)あるので手変わり待ちダマでもいいのですが、
筒子の変化は待ちの枚数的に現状の字牌単騎待ちとアガリやすさで大差ないので、
4面待ちになる4種の索子変化のためだけにダマにするぐらいなら
即リーチで勝負を決めに行くほうがよいと判断しました。

10,000点を出アガって逃げ切りトップ終了でした。

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