雨にも負けるし風にも負けるし体も丈夫じゃない
2016-06-06
第2121回 「雨、好きですか?」
雨がひどければ引きこもるための言い訳に使える点は評価できますが、どうしても外に出なければいけない用事の際は、雨のせいで面倒くささが倍加するので、総合的に見れば好きではないです。
今回はジャンナビプロ対局の27戦目を打ちました。

ホンイツとドラ2萬受けを見て6萬を切りましたが、ちょっと捻りすぎた感があります。
7筒の2度受けがあってホンイツ狙いの比重を上げるのは危険なので、
5-8萬を引いた際に8-9筒を落とせるように、手なりで3萬を切ったほうが良さそうです。

3筒を切れば一通、1筒を切れば高め役牌で3,900点のテンパイになります。
危険牌切り3,900愚形テンパイと安牌切り2,000点愚形テンパイは期待値にそこまで差はないですが、
初っ端から放銃してラス目になりたくないという理由で後者を選びました。

リーチ者への現物は6-7-8筒の3枚がありますが、
良形2翻テンパイに変化したのなら大体押したほうが得になるので、1筒ぐらいは勝負します。

局の結果は、リーチ者の現物待ちで押していた下家さんが12,000点の出アガリでした。

親リーチの一発目で3筒を引き、6索切りで降りました。
一応満貫が見える完全イーシャンテンなので、
子リーチ相手なら3筒はツモ切るのですが、
親リーチ相手にはさすがに逆らわないほうが良さそうです。
また、比較的通りそうな5萬を切ってフリテン1-4筒含みの完全イーシャンテンにする選択は、
イーペーコーやタンヤオによる打点上昇の可能性を減らしつつ
放銃リスクを負う選択なのでオススメしません。
局の結果は5,200点の横移動でした。

4筒へのリャンメンくっつき変化を見て1萬を切りましたが、
単純な受け入れ枚数は2-4-5萬受けの分で1萬残しのほうが明確に多く、
2筒が3枚見えていることで4筒に3筒がくっついたとしてもあまり嬉しくなくなっているので、
4筒切りのほうが良かったと思います。

結果としては4筒が上手いこと雀頭になって2,000点の出アガリになりました。

赤5筒を引いてテンパイし、6索切りで即リーしました。
まだ4巡目ということも考えると9萬切りテンパイ取らずで変化を見る手もありますが、
良形変化の枚数はあまり多くなく、手役もドラ6萬を引かない限りはタンヤオぐらいしか付かなそうなので、
機械的にペンチャンで曲げてしまったほうが良いと判断しました。
仮に4萬暗刻が345萬といった順子形だった場合はタンヤオだけでなくピンフも付くようになるので、
9萬切りテンパイ取らずのほうが良くなりそうです。
局の結果は裏1で7,700点の出アガリになりました。

終盤で生牌のドラ8萬を勝負しました。
これがうっかり対面さんのシャンポン待ちなんかに刺さったら大惨事なのですが、
こちらの3,900テンパイがアガれる可能性とノーテン罰符によるトップ目浮上を考えると、
多少のリスクは目をつぶって限界まで押したほうが良さそうです。
局の結果は対面さんと私の2人テンパイで流局し、
狙い通り微差ながらラス前でトップ目に立つことができました。

筒子の中ぶくれ形を残して萬子のペンチャンを落としました。
7筒を切って3萬と3筒のペンチャン受け入れを残す6ブロック手順もありますが、
筒子の中ぶくれがドラ8筒含みで優秀なので、
打点や受けの強さを考慮するならこちらの変化を見たほうが良さそうです。
また、萬子と筒子のペンチャン比較は場に高い萬子を嫌うのがセオリーです。

筒子の上が伸びたので結局どちらのペンチャンターツも払うことになり、
6-9筒待ちで先制リーチをかけることができましたが、
局の結果は追いかけて来た対面さんと2人テンパイで流局でした。

下家さんが切った5索をポンして4索を切りました。
これを鳴けば確かにイーシャンテンにはなりますが、
テンパイ受け入れが6萬と4筒だけの苦しい形になってしまうので、
トップ目とは言え焦って良形から仕掛けないほうが良さそうでした。
局の結果は下家さんの1人テンパイで流局でした。

アガリトップの2着目オーラス、こちらもシャンポン待ちでテンパイのところから、
上家さんの親リーチに3萬を抜いて降りました。
ダンラスの親に刺さったらトップの可能性がほぼ消滅するので押しにくいですが、
待ちは親リーのスジの8萬と字牌のシャンポンで悪くないですし、
運悪く刺さったら2着狙いに切り替えればいいだけだと開き直って、
3筒を勝負する選択も十分ありました。

上家さんの入り目は2筒だったので、
引き次第で3筒が待ちになっていたパターンもあるのですが、
結果として見れば前巡3筒を勝負していたらこの白ツモで逆転トップ終了でした。
局の結果は上家さんと対面さんの2人テンパイで流局でした。

南3局から続いてとうとう7本場まで積み重なったオーラスは、
トップ目の下家さんがアッサリ満貫をツモアガって、
私は2着のままで終了でした。
雨がひどければ引きこもるための言い訳に使える点は評価できますが、どうしても外に出なければいけない用事の際は、雨のせいで面倒くささが倍加するので、総合的に見れば好きではないです。
今回はジャンナビプロ対局の27戦目を打ちました。

ホンイツとドラ2萬受けを見て6萬を切りましたが、ちょっと捻りすぎた感があります。
7筒の2度受けがあってホンイツ狙いの比重を上げるのは危険なので、
5-8萬を引いた際に8-9筒を落とせるように、手なりで3萬を切ったほうが良さそうです。

3筒を切れば一通、1筒を切れば高め役牌で3,900点のテンパイになります。
危険牌切り3,900愚形テンパイと安牌切り2,000点愚形テンパイは期待値にそこまで差はないですが、
初っ端から放銃してラス目になりたくないという理由で後者を選びました。

リーチ者への現物は6-7-8筒の3枚がありますが、
良形2翻テンパイに変化したのなら大体押したほうが得になるので、1筒ぐらいは勝負します。

局の結果は、リーチ者の現物待ちで押していた下家さんが12,000点の出アガリでした。

親リーチの一発目で3筒を引き、6索切りで降りました。
一応満貫が見える完全イーシャンテンなので、
子リーチ相手なら3筒はツモ切るのですが、
親リーチ相手にはさすがに逆らわないほうが良さそうです。
また、比較的通りそうな5萬を切ってフリテン1-4筒含みの完全イーシャンテンにする選択は、
イーペーコーやタンヤオによる打点上昇の可能性を減らしつつ
放銃リスクを負う選択なのでオススメしません。
局の結果は5,200点の横移動でした。

4筒へのリャンメンくっつき変化を見て1萬を切りましたが、
単純な受け入れ枚数は2-4-5萬受けの分で1萬残しのほうが明確に多く、
2筒が3枚見えていることで4筒に3筒がくっついたとしてもあまり嬉しくなくなっているので、
4筒切りのほうが良かったと思います。

結果としては4筒が上手いこと雀頭になって2,000点の出アガリになりました。

赤5筒を引いてテンパイし、6索切りで即リーしました。
まだ4巡目ということも考えると9萬切りテンパイ取らずで変化を見る手もありますが、
良形変化の枚数はあまり多くなく、手役もドラ6萬を引かない限りはタンヤオぐらいしか付かなそうなので、
機械的にペンチャンで曲げてしまったほうが良いと判断しました。
仮に4萬暗刻が345萬といった順子形だった場合はタンヤオだけでなくピンフも付くようになるので、
9萬切りテンパイ取らずのほうが良くなりそうです。
局の結果は裏1で7,700点の出アガリになりました。

終盤で生牌のドラ8萬を勝負しました。
これがうっかり対面さんのシャンポン待ちなんかに刺さったら大惨事なのですが、
こちらの3,900テンパイがアガれる可能性とノーテン罰符によるトップ目浮上を考えると、
多少のリスクは目をつぶって限界まで押したほうが良さそうです。
局の結果は対面さんと私の2人テンパイで流局し、
狙い通り微差ながらラス前でトップ目に立つことができました。

筒子の中ぶくれ形を残して萬子のペンチャンを落としました。
7筒を切って3萬と3筒のペンチャン受け入れを残す6ブロック手順もありますが、
筒子の中ぶくれがドラ8筒含みで優秀なので、
打点や受けの強さを考慮するならこちらの変化を見たほうが良さそうです。
また、萬子と筒子のペンチャン比較は場に高い萬子を嫌うのがセオリーです。

筒子の上が伸びたので結局どちらのペンチャンターツも払うことになり、
6-9筒待ちで先制リーチをかけることができましたが、
局の結果は追いかけて来た対面さんと2人テンパイで流局でした。

下家さんが切った5索をポンして4索を切りました。
これを鳴けば確かにイーシャンテンにはなりますが、
テンパイ受け入れが6萬と4筒だけの苦しい形になってしまうので、
トップ目とは言え焦って良形から仕掛けないほうが良さそうでした。
局の結果は下家さんの1人テンパイで流局でした。

アガリトップの2着目オーラス、こちらもシャンポン待ちでテンパイのところから、
上家さんの親リーチに3萬を抜いて降りました。
ダンラスの親に刺さったらトップの可能性がほぼ消滅するので押しにくいですが、
待ちは親リーのスジの8萬と字牌のシャンポンで悪くないですし、
運悪く刺さったら2着狙いに切り替えればいいだけだと開き直って、
3筒を勝負する選択も十分ありました。

上家さんの入り目は2筒だったので、
引き次第で3筒が待ちになっていたパターンもあるのですが、
結果として見れば前巡3筒を勝負していたらこの白ツモで逆転トップ終了でした。
局の結果は上家さんと対面さんの2人テンパイで流局でした。

南3局から続いてとうとう7本場まで積み重なったオーラスは、
トップ目の下家さんがアッサリ満貫をツモアガって、
私は2着のままで終了でした。

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コメント
久しぶりにコメントします。
いつもブログの更新、本当に素晴らしいですね。頭が下がります(ボクも、ブログやってたので、大変さがよくわかります)
南1局の打ち方と南3局4本場の打ち筋が異なるように感じるのですが、局面の問題ですか?
ボクは、ちょこちょこ天鳳打って、鳳凰卓まであがりました。いつか天鳳で打ちましょう。(そのときは、降格してるかもですが…)
いつもブログの更新、本当に素晴らしいですね。頭が下がります(ボクも、ブログやってたので、大変さがよくわかります)
南1局の打ち方と南3局4本場の打ち筋が異なるように感じるのですが、局面の問題ですか?
ボクは、ちょこちょこ天鳳打って、鳳凰卓まであがりました。いつか天鳳で打ちましょう。(そのときは、降格してるかもですが…)
>夢月幻夜さん
私も雨に濡れるのはあまり気にしないタイプです。
風が強くて傘の意味があまりないときなんかは諦めて傘を閉じますw
プロチケットを買って打ってもらっている以上、長期戦になったほうが元を取ってもらっている感じがして個人的には嬉しいですw
>だいちゃんさん
5月は狂ったように更新していましたが最近またサボり気味になってます(^^;
南1と南3の打ち方の違いはシャンテン数の違いによる判断です。
リャンシャンテンなら良形を作りに行くものの、テンパイなら愚形でも即リーという現代麻雀手順です。
鳳凰卓入りおめでとうございます。
天鳳のほうはここ最近はまったく打っていないのですが、同卓の際はよろしくお願いします。
私も雨に濡れるのはあまり気にしないタイプです。
風が強くて傘の意味があまりないときなんかは諦めて傘を閉じますw
プロチケットを買って打ってもらっている以上、長期戦になったほうが元を取ってもらっている感じがして個人的には嬉しいですw
>だいちゃんさん
5月は狂ったように更新していましたが最近またサボり気味になってます(^^;
南1と南3の打ち方の違いはシャンテン数の違いによる判断です。
リャンシャンテンなら良形を作りに行くものの、テンパイなら愚形でも即リーという現代麻雀手順です。
鳳凰卓入りおめでとうございます。
天鳳のほうはここ最近はまったく打っていないのですが、同卓の際はよろしくお願いします。
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雨に濡れるのは意外と好きなのですが、
濡れた後の始末が面倒くさいのが何とも(笑)
オーラスで7本場…
お疲れ様でした!
途中の点棒見ると誰も飛ばずに終われたのが凄いと思いました