noteの台頭によってオワコンと化している麻雀ブログ界隈を憂う老害系女子
2020-05-25
第2099回「お役立ちブログといえば?」
麻雀ブログの端くれとしては、現代麻雀技術論をおススメするのがセオリーでしょうね。カテゴリ的に考えればブログではない気もしますが、日本麻雀ブログ大賞2009でグランプリになっているので、麻雀界的にはブログということで問題ないはずです。現代麻雀技術論は今から10年以上前に書かれたものですが、当時は「理論やデータに裏打ちされたまともな麻雀戦術」が書かれたものがネットでも書籍でもほとんどなかった石器時代で、そんな時代にこの圧倒的な量と質の麻雀戦術が書かれたサイトが現れて、強くなりたいと願う当時の麻雀打ちに衝撃を与えました。私もその中の一人で、「今まで買った戦術本って全部金の無駄だったんじゃね?」と思うぐらいには衝撃を受け、強くなるために3周も4周も読みました。10年経った今もこのブログの著者(ネマタさん)の影響を受けまくっており、麻雀ウォッチ内のネマタさんの記事は購入していない麻雀本のレビュー以外すべて読み、ネマタさんのnoteも欠かさずチェックしているのは当然として、最近私が雀魂を始めたのもネマタさんの雀魂日記の影響が少なからずあり、私のブログ記事の「対面」表記がいつの間にか「対門」表記に変わったのもネマタさんの影響で……と、これ以上書くとヤンデレネットストーカー西園寺靖子が爆誕してしまうのでこのあたりで止めておきます。
今回も通常の三麻段位戦を打ちました。
・1戦目
9索を引いて1索を切りました。
親番のドラ2で打点は十分なので3筒を切ってカン2索即リーチを打つ選択もありますが、序盤で手変わりも豊富なので、さすがにテンパイ崩しが有利だと思います。ただし良形変化は豊富でも打点上昇の変化はほとんどないので、これが7巡目ぐらいであれば機械的に即リーチを打っても問題なさそうです。
局の結果は親マンのツモアガリでした。
2着目でのオーラス2本場、發をポンして7索を切りました。
トップ目と7,000点差で發ドラ1をテンパイしてもしょうがないと思い、イーシャンテン取らずの7索切りで筒子の伸びと白重なりを狙ったのですが、2本場なので2翻テンパイでもトップ目からの直撃かツモで逆転トップです。小三元がどうしても必要な点数状況でもないので、白切りで受け入れ最大の手なり進行のほうがよかったと思います。
赤5索を引いて普通の5索と振り替えました。
特に何も考えず赤5索を手牌に組み込んだのですが、打点は満貫のまま変わらず、北が全見えなのでハネ満になる可能性も低いです。そうなるとここで5索を手出しするのは単に他家に3-6索を警戒されるだけ損なので、ここはできるだけノータイムで赤5索をツモ切りするのが正しい選択だったと思います。とは言え今回は他家2人がCPUなので、赤5索をツモ切ることで出アガリ率が本当に上がるのかは極めて微妙です。
満貫を出アガって逆転トップ終了でした。
・2戦目
7索をツモ切りしました。
5索がポンされて索子リャンメンが弱くなっていることを考えると7索は残しておきたい牌ですが、じゃあ何を切るのという話になります。4筒切りはチートイもタンピン変化もなくなって微妙ですし、南トイツ落としは速度不足、8索切りはトイトイ仕掛けをすると赤5筒が出て行くので打点不足です。結局7索切りが速度と打点のバランスで一番優れていると思います。
5筒を引いてテンパイし、8索を切って即リーチをかけました。
待ちが微妙なのでよさそうな単騎になるまでダマにする選択もありますが、上家さんが回線切れで手牌を読みようがなく、よさそうな字牌単騎に見せかけて実はすべて上家さんに抱えられていて山にない……みたいなパターンもあり得ます。また、ダマにしている間に上家さんにアタリ牌を切られてのチートイドラ1はもったいないので、1巡の隙も見せずに手牌にあるどちらかの牌で即リーチをしてしまうほうがいいと思います。ここでの単騎選択はほぼ指運ですが、4筒と5筒が自分から3枚ずつ見えていて対門さんに3筒が使いにくい分3筒単騎のほうがよさそうだと判断しました。
局の結果は7,000点の出アガリでした。
オーラス親番は親ッパネを出アガって逃げ切りトップ終了でした。
回線切れが1人いる状況でのダントツなのでアガリ止めせず続行するのがセオリーなのですが、このときは西園寺家の回線の調子が悪くてイラついており、続行するという発想になる前に反射的にアガリ止めボタンを押していました。ちなみにその直後にまた回線が切れたので結果論的には正着でした。
・3戦目
6索を引いて8筒を切りました。
打点を最優先するなら白による1翻と赤5筒を使う3索4索切りですが、リャンメンを落として受け入れ枚数が相当減るわりに、4-7筒が埋まると安め2,000点高め4,000点のシャンポンなので、速度と打点のバランスがやや微妙です。なのでリャンメン2つを残すシンプルな8筒トイツ落としとしましたが、改めて考えると赤5筒切りのほうがよかったと思います。索子リャンメン落としと違ってロスは4筒の1種のみで、ポンテンを残せるので8筒切りよりも速く、赤切りの打点も白のポンでカバーできます。そもそもジャンナビ三麻は1翻も2翻もツモアガリだとどちらも2,000点オールになるので、安手の1翻差はあまり気にならないです。
局の結果は2,000点オールのツモアガリでした。
オーラスは上家さんに満貫を放銃して2着のまま終了でした。
・4戦目
ラス目でのオーラス親番1本場、6筒を引いて9筒を切りました。
持ち点もポイントに反映されるルールで、メンホンダブ東一通赤1のダマ親倍を親ッパネに下げるのはもったいないですが、通っていない6筒で上家さんのトイトイにでも刺さったら目も当てられません。倍満でもハネ満でもアガればトップ終了に変わりはないので、欲張らずに現物の9筒を切る一手です。
親ッパネを出アガって逆転トップ終了でした。
麻雀ブログの端くれとしては、現代麻雀技術論をおススメするのがセオリーでしょうね。カテゴリ的に考えればブログではない気もしますが、日本麻雀ブログ大賞2009でグランプリになっているので、麻雀界的にはブログということで問題ないはずです。現代麻雀技術論は今から10年以上前に書かれたものですが、当時は「理論やデータに裏打ちされたまともな麻雀戦術」が書かれたものがネットでも書籍でもほとんどなかった石器時代で、そんな時代にこの圧倒的な量と質の麻雀戦術が書かれたサイトが現れて、強くなりたいと願う当時の麻雀打ちに衝撃を与えました。私もその中の一人で、「今まで買った戦術本って全部金の無駄だったんじゃね?」と思うぐらいには衝撃を受け、強くなるために3周も4周も読みました。10年経った今もこのブログの著者(ネマタさん)の影響を受けまくっており、麻雀ウォッチ内のネマタさんの記事は購入していない麻雀本のレビュー以外すべて読み、ネマタさんのnoteも欠かさずチェックしているのは当然として、最近私が雀魂を始めたのもネマタさんの雀魂日記の影響が少なからずあり、私のブログ記事の「対面」表記がいつの間にか「対門」表記に変わったのもネマタさんの影響で……と、これ以上書くとヤンデレネットストーカー西園寺靖子が爆誕してしまうのでこのあたりで止めておきます。
今回も通常の三麻段位戦を打ちました。
・1戦目
9索を引いて1索を切りました。
親番のドラ2で打点は十分なので3筒を切ってカン2索即リーチを打つ選択もありますが、序盤で手変わりも豊富なので、さすがにテンパイ崩しが有利だと思います。ただし良形変化は豊富でも打点上昇の変化はほとんどないので、これが7巡目ぐらいであれば機械的に即リーチを打っても問題なさそうです。
局の結果は親マンのツモアガリでした。
2着目でのオーラス2本場、發をポンして7索を切りました。
トップ目と7,000点差で發ドラ1をテンパイしてもしょうがないと思い、イーシャンテン取らずの7索切りで筒子の伸びと白重なりを狙ったのですが、2本場なので2翻テンパイでもトップ目からの直撃かツモで逆転トップです。小三元がどうしても必要な点数状況でもないので、白切りで受け入れ最大の手なり進行のほうがよかったと思います。
赤5索を引いて普通の5索と振り替えました。
特に何も考えず赤5索を手牌に組み込んだのですが、打点は満貫のまま変わらず、北が全見えなのでハネ満になる可能性も低いです。そうなるとここで5索を手出しするのは単に他家に3-6索を警戒されるだけ損なので、ここはできるだけノータイムで赤5索をツモ切りするのが正しい選択だったと思います。とは言え今回は他家2人がCPUなので、赤5索をツモ切ることで出アガリ率が本当に上がるのかは極めて微妙です。
満貫を出アガって逆転トップ終了でした。
・2戦目
7索をツモ切りしました。
5索がポンされて索子リャンメンが弱くなっていることを考えると7索は残しておきたい牌ですが、じゃあ何を切るのという話になります。4筒切りはチートイもタンピン変化もなくなって微妙ですし、南トイツ落としは速度不足、8索切りはトイトイ仕掛けをすると赤5筒が出て行くので打点不足です。結局7索切りが速度と打点のバランスで一番優れていると思います。
5筒を引いてテンパイし、8索を切って即リーチをかけました。
待ちが微妙なのでよさそうな単騎になるまでダマにする選択もありますが、上家さんが回線切れで手牌を読みようがなく、よさそうな字牌単騎に見せかけて実はすべて上家さんに抱えられていて山にない……みたいなパターンもあり得ます。また、ダマにしている間に上家さんにアタリ牌を切られてのチートイドラ1はもったいないので、1巡の隙も見せずに手牌にあるどちらかの牌で即リーチをしてしまうほうがいいと思います。ここでの単騎選択はほぼ指運ですが、4筒と5筒が自分から3枚ずつ見えていて対門さんに3筒が使いにくい分3筒単騎のほうがよさそうだと判断しました。
局の結果は7,000点の出アガリでした。
オーラス親番は親ッパネを出アガって逃げ切りトップ終了でした。
回線切れが1人いる状況でのダントツなのでアガリ止めせず続行するのがセオリーなのですが、このときは西園寺家の回線の調子が悪くてイラついており、続行するという発想になる前に反射的にアガリ止めボタンを押していました。ちなみにその直後にまた回線が切れたので結果論的には正着でした。
・3戦目
6索を引いて8筒を切りました。
打点を最優先するなら白による1翻と赤5筒を使う3索4索切りですが、リャンメンを落として受け入れ枚数が相当減るわりに、4-7筒が埋まると安め2,000点高め4,000点のシャンポンなので、速度と打点のバランスがやや微妙です。なのでリャンメン2つを残すシンプルな8筒トイツ落としとしましたが、改めて考えると赤5筒切りのほうがよかったと思います。索子リャンメン落としと違ってロスは4筒の1種のみで、ポンテンを残せるので8筒切りよりも速く、赤切りの打点も白のポンでカバーできます。そもそもジャンナビ三麻は1翻も2翻もツモアガリだとどちらも2,000点オールになるので、安手の1翻差はあまり気にならないです。
局の結果は2,000点オールのツモアガリでした。
オーラスは上家さんに満貫を放銃して2着のまま終了でした。
・4戦目
ラス目でのオーラス親番1本場、6筒を引いて9筒を切りました。
持ち点もポイントに反映されるルールで、メンホンダブ東一通赤1のダマ親倍を親ッパネに下げるのはもったいないですが、通っていない6筒で上家さんのトイトイにでも刺さったら目も当てられません。倍満でもハネ満でもアガればトップ終了に変わりはないので、欲張らずに現物の9筒を切る一手です。
親ッパネを出アガって逆転トップ終了でした。
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コメント
そしてそのヤンデレストーカーに捕まったのがお兄さんですね。
>テムオさん
ネット版は無料で読めますから一度読むことをおススメします。ボリュームはヤバいですけど(^^;
鳴き手はリーチと違って偶発役による打点アップがないので、条件戦ではシビアな鳴き判断が求められますね。
>放銃ロケットさん
まあそういうことですね。兄がシスコンじゃなければ兄に包丁が刺さっていた可能性もゼロではないです。
ネット版は無料で読めますから一度読むことをおススメします。ボリュームはヤバいですけど(^^;
鳴き手はリーチと違って偶発役による打点アップがないので、条件戦ではシビアな鳴き判断が求められますね。
>放銃ロケットさん
まあそういうことですね。兄がシスコンじゃなければ兄に包丁が刺さっていた可能性もゼロではないです。
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1戦目東三局、鳴いた手の場合は何翻になるかきっちり分かる場合も多く、今回のような状況はありそうですね。