ミサトさん「大人になるってことは、ラスを引いて奇声を発したり壁を殴ったりをくり返して、ネット麻雀と自分との距離を見つけ出すってこと」
2020-04-24
第2090回「大人になったなと感じた瞬間は?」
難しい質問ですね。私の精神年齢は高校1年生ぐらいで止まっているので、なかなか大人になったと実感することがありません。結婚や出産、車や家の購入なんていうイベントは、完全に自分とは別世界で行われているイベントだと思っています。大人になったなと感じた瞬間を無理やり答えるとすれば、ネット麻雀でラスを引いたときに奇声を発したり壁を殴ったりしなくなったことですかね。ただ、これは私の精神が成長したからではなく、半年ほど前から私と兄が住むアパートの隣の部屋に人が住み始めたからです。今までは角部屋で隣に人もいなかったので割と自由にできましたが、さすがに隣人がいる状態で今まで通り生活すると、「隣の部屋の女、叫んだり物投げたり壁殴ったりしててマジヤベエ。大家に電話しとこ」となる可能性が出てくるので、おとなしくラスを受け入れるスタイルになりました。
今回は通常の三麻段位戦を打ちました。
・1戦目

2筒を引いてテンパイし、1索を切ってダマテンにしました。
こんな終盤で場に2枚切れのカン4筒なんて曲げられないだろうと考えてダマにしたのですが、ドラ3でアガリ逃しをしたくない手牌でもあります。筒子の場況は悪くなく、他家が勝負手なら4筒が出てくる可能性も十分にあるので、リーチをかけてどこからでもアガれるようにしておいたほうがよかったかもしれません。
局の結果は上家さんの1人テンパイで流局でした。

ラス目でのオーラス、下家さんから親リーチがかかっている状況で、ドラ白を引いて4索を切りました。
自分でアガってのラス回避を狙うのであれば、浮いている9筒か8索かドラ白を切らないとどうしようもない手牌ですが、いかんせん手牌が悪すぎてアガれる未来がまるで見えません。幸い上家さんがズンズンと押して来ているので、上家さんが親リーチに放銃してラス回避できる確率のほうが、私がアガってラス回避する確率よりも高そうだと判断し、ベタオリを決めました。

ハネ満の横移動でラスのまま終了でした。
・2戦目

下家さんから親リーチがかかっている状況で、8筒を引いて9索を切りました。
こちらは満貫のイーシャンテンで、8筒も4筒もリーチに対してそこまで本命というわけでもないのですが、さすがにちょっと巡目が遅すぎます。ラス目なのでテンパイ料を拾うためにも8筒ぐらいは切るという選択もありますが、三麻は四麻に比べてノーテン罰符の重要性が低く、低確率でもここで親リーチに放銃しようものならほぼラスが確定してしまうので、無理せず現物を切るほうがいいと思います。
局の結果は下家さんの1人テンパイで流局でした。

ラス目でのオーラス、3索を引いて8筒を切りました。
ある程度打点が欲しい点数状況なので、筒子のイーペーコー形を残して索子カンチャンを切って行きたいところなのですが、ダブ東を鳴いて筒子カンチャンを落としている対門さんは大体テンパイしていそうで、3索も5索もかなり危険なところです。どうしてもアガりたいと言っても放銃したらそこで対局終了なので、比較的通りそうな8筒6筒を切って索子を使い切る方向性で打つほうがいいと思います。
局の結果は全員テンパイで流局でした。

ラス目でのオーラス1本場、南をポンして白を切りました。
現状の南ドラ1だけではアガってもまったく点数が足りないように見えますが、供託2本とリーチ棒のおかげで、ツモったときだけはラス回避できます。それに三麻のこの手牌で南をスルーしてしまうと他家に速度で対抗できない可能性が高くなるので、とりあえずポンして役を確定させておくほうがいいと判断しました。

下家さんが満貫をツモり、私はラスのまま終了でした。
・3戦目

下家さんのリーチ一発目、7筒を引いて7索を切りました。
親マンから親ッパネが狙える勝負手なのでリーチが相手でも強気に押したいところではありますが、下家さんのリーチは見るからに筒子待ちが濃厚で、メンホンやメンチンでもおかしくない捨て牌をしています。このリーチに対して、大物手とは言えノーテンから7筒を切るのはさすがに厳しいので、とりあえず通りそうなスジ7索を切りつつ、テンパイするまで7筒を勝負するのは保留する方針のほうがいいと判断しました。
局の結果は下家さんのハネ満ツモでした。

オーラスは2,000点の横移動で2着のまま終了でした。
・4戦目

6筒を引いて7索を切りました。
受け入れ枚数は同じなので、通常は3索切りでドラ6索受けを残すところですが、今回は北2枚と赤5筒で親マンが確定しています。ここにドラ6索を引いても打点は変わらないので、それなら7索切りで1筒3索のポンテンを取れるようにするほうがいいです。ちなみに、この手がドラ3ではなくドラ2だった場合はドラ6索引きの満貫を狙って3索切り、ドラ1の場合はもう一枚赤や北を引いて満貫になることを期待して3索切り、ドラ0の場合は速度優先で7索切りとしそうです。

1索をツモ切りしました。
見た目枚数はカン2索よりカン4索のほうが多い、赤5索を引くと3索と振り替えられる、自分で切っている1索を手に残すのは生理的に気持ち悪い……といった理由で1索をツモ切りしたのですが、他家への危険度ではドラ表示牌の5索より1索のほうが明らかに安全です。既に8巡目でいつ他家からリーチが飛んできてもおかしくないので、ここは危険牌先切りの意味で5索を切ったほうがよかったと思います。
局の結果は下家さんにハネ満放銃でした。

オーラスはハネ満の横移動で逆転2着終了でした。
難しい質問ですね。私の精神年齢は高校1年生ぐらいで止まっているので、なかなか大人になったと実感することがありません。結婚や出産、車や家の購入なんていうイベントは、完全に自分とは別世界で行われているイベントだと思っています。大人になったなと感じた瞬間を無理やり答えるとすれば、ネット麻雀でラスを引いたときに奇声を発したり壁を殴ったりしなくなったことですかね。ただ、これは私の精神が成長したからではなく、半年ほど前から私と兄が住むアパートの隣の部屋に人が住み始めたからです。今までは角部屋で隣に人もいなかったので割と自由にできましたが、さすがに隣人がいる状態で今まで通り生活すると、「隣の部屋の女、叫んだり物投げたり壁殴ったりしててマジヤベエ。大家に電話しとこ」となる可能性が出てくるので、おとなしくラスを受け入れるスタイルになりました。
今回は通常の三麻段位戦を打ちました。
・1戦目

2筒を引いてテンパイし、1索を切ってダマテンにしました。
こんな終盤で場に2枚切れのカン4筒なんて曲げられないだろうと考えてダマにしたのですが、ドラ3でアガリ逃しをしたくない手牌でもあります。筒子の場況は悪くなく、他家が勝負手なら4筒が出てくる可能性も十分にあるので、リーチをかけてどこからでもアガれるようにしておいたほうがよかったかもしれません。
局の結果は上家さんの1人テンパイで流局でした。

ラス目でのオーラス、下家さんから親リーチがかかっている状況で、ドラ白を引いて4索を切りました。
自分でアガってのラス回避を狙うのであれば、浮いている9筒か8索かドラ白を切らないとどうしようもない手牌ですが、いかんせん手牌が悪すぎてアガれる未来がまるで見えません。幸い上家さんがズンズンと押して来ているので、上家さんが親リーチに放銃してラス回避できる確率のほうが、私がアガってラス回避する確率よりも高そうだと判断し、ベタオリを決めました。

ハネ満の横移動でラスのまま終了でした。
・2戦目

下家さんから親リーチがかかっている状況で、8筒を引いて9索を切りました。
こちらは満貫のイーシャンテンで、8筒も4筒もリーチに対してそこまで本命というわけでもないのですが、さすがにちょっと巡目が遅すぎます。ラス目なのでテンパイ料を拾うためにも8筒ぐらいは切るという選択もありますが、三麻は四麻に比べてノーテン罰符の重要性が低く、低確率でもここで親リーチに放銃しようものならほぼラスが確定してしまうので、無理せず現物を切るほうがいいと思います。
局の結果は下家さんの1人テンパイで流局でした。

ラス目でのオーラス、3索を引いて8筒を切りました。
ある程度打点が欲しい点数状況なので、筒子のイーペーコー形を残して索子カンチャンを切って行きたいところなのですが、ダブ東を鳴いて筒子カンチャンを落としている対門さんは大体テンパイしていそうで、3索も5索もかなり危険なところです。どうしてもアガりたいと言っても放銃したらそこで対局終了なので、比較的通りそうな8筒6筒を切って索子を使い切る方向性で打つほうがいいと思います。
局の結果は全員テンパイで流局でした。

ラス目でのオーラス1本場、南をポンして白を切りました。
現状の南ドラ1だけではアガってもまったく点数が足りないように見えますが、供託2本とリーチ棒のおかげで、ツモったときだけはラス回避できます。それに三麻のこの手牌で南をスルーしてしまうと他家に速度で対抗できない可能性が高くなるので、とりあえずポンして役を確定させておくほうがいいと判断しました。

下家さんが満貫をツモり、私はラスのまま終了でした。
・3戦目

下家さんのリーチ一発目、7筒を引いて7索を切りました。
親マンから親ッパネが狙える勝負手なのでリーチが相手でも強気に押したいところではありますが、下家さんのリーチは見るからに筒子待ちが濃厚で、メンホンやメンチンでもおかしくない捨て牌をしています。このリーチに対して、大物手とは言えノーテンから7筒を切るのはさすがに厳しいので、とりあえず通りそうなスジ7索を切りつつ、テンパイするまで7筒を勝負するのは保留する方針のほうがいいと判断しました。
局の結果は下家さんのハネ満ツモでした。

オーラスは2,000点の横移動で2着のまま終了でした。
・4戦目

6筒を引いて7索を切りました。
受け入れ枚数は同じなので、通常は3索切りでドラ6索受けを残すところですが、今回は北2枚と赤5筒で親マンが確定しています。ここにドラ6索を引いても打点は変わらないので、それなら7索切りで1筒3索のポンテンを取れるようにするほうがいいです。ちなみに、この手がドラ3ではなくドラ2だった場合はドラ6索引きの満貫を狙って3索切り、ドラ1の場合はもう一枚赤や北を引いて満貫になることを期待して3索切り、ドラ0の場合は速度優先で7索切りとしそうです。

1索をツモ切りしました。
見た目枚数はカン2索よりカン4索のほうが多い、赤5索を引くと3索と振り替えられる、自分で切っている1索を手に残すのは生理的に気持ち悪い……といった理由で1索をツモ切りしたのですが、他家への危険度ではドラ表示牌の5索より1索のほうが明らかに安全です。既に8巡目でいつ他家からリーチが飛んできてもおかしくないので、ここは危険牌先切りの意味で5索を切ったほうがよかったと思います。
局の結果は下家さんにハネ満放銃でした。

オーラスはハネ満の横移動で逆転2着終了でした。

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コメント
不運を物に当たっても何も生み出さないですから、不運に見舞われた場合は冷静になるまで筋トレでもしてたほうがよっぽどマシですねw
三麻は四麻より牌の種類が少ない分他家のリーチに押すリスクが高まるので、危険牌先切りは四麻より相当積極的にしていかないとダメだと思っています。
三麻は四麻より牌の種類が少ない分他家のリーチに押すリスクが高まるので、危険牌先切りは四麻より相当積極的にしていかないとダメだと思っています。
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4戦目東二局、危険牌先切りはわりと重要度が高いようですね。