激しい「喜び」がなく、そのかわり深い「絶望」もない、「植物の心」のように2019年を過ごした女子
2020-04-13
第2087回「2019年の自分を振り返ってみて思うこと」
無理をせずひたすらマイペースで過ごした1年でした。労働時間は週4~5日で計30時間前後、睡眠時間は基本的に毎日7~8時間、飲酒も毎日適量(※ただし2回ほど飲みすぎて死にそうになった記憶あり)、趣味のネット麻雀も筋トレも過度にやりすぎたりすることなく、淡々と過ごしていたら1年が終わっていました。そして2020年になって3ヶ月半ほど経ちますが、相変わらずそのペースを維持しています。まだ20代の女性である私がこんな変化も刺激も少ない枯れた生活をしていていいのかと疑問に思うこともありますし、「高収入を得たい!」「麻雀界隈でもう一旗揚げたい!」といった欲望もないわけではないですが、そのための労力や時間を考えると尻込みしてしまう感じです。現時点での私の将来の夢は「麻雀がクッソ強いスーパーデジタル熟女」になることなので、今後も淡々と麻雀の勉強と実戦を積み重ねて行くつもりです。
今回も通常の東風段位戦を打ちました。
・1戦目

対門さんのリーチ一発目、1筒をツモ切りしました。
通っていないスジの残り本数で考えると、この1筒は相当危険な牌ではありますが、こちらは高め満貫安め3,900点のリャンメンテンパイなので、基本的には目をつぶってゼンツできる手牌です。さらに最終盤はテンパイ料との兼ね合いでより押し有利になるので、なおのこと1筒は勝負して行ったほうがよくなります。ちなみに対門さんの入り目は4筒だったので、1筒は本当にギリギリの牌でした。仮に入り目が7萬だったとしてもこちらは同じ選択をしていたので、その場合は倍満にぶっ刺さっていました。
局の結果は3,900点の出アガリでした。

6索をチーして5萬を切りました。
良形テンパイを目指してスルーする選択もありますが、この手は良形になる確率がそこまで高くないです。仕掛けを含めて良形テンパイ率を約6割(※数値は超てきとうです)としても、数巡後の6割良形4割愚形テンパイよりは、今ここにある確実な愚形テンパイのほうがえらいと思います。ちなみに萬子の形が577ではなく677であれば良形テンパイ率がだいぶ上がるので、この6索はまだスルーしてもよさそうです。
局の結果は1,000点の出アガリでした。

オーラスは3,200点を出アガって逃げ切りトップ終了でした。
・2戦目

3索を引いて5索を切りました。
特に状況がなければ9索切りでリーチをかけたいところですが、今回は競っている下家さんが2副露をしており、9索がそれなりに危険で切りにくいです。しかも下家さんのこの仕掛けを無視してリーチをかけて、白を掴んでポンだのロンだのと言われた場合は大惨事になってしまうので、現物の5索切りで後退するのが無難だと思います。

ドラ8索を引いてテンパイし、9索を切ってダマテンにしました。
下家さんの仕掛けに対応していたらいつの間にかテンパイ復活です。白を引いたら困るので当然リーチはかけないのですが、ここで下家さんの現物の9索を手拍子で切ってから5-8萬フリテンに気付くのはさすがにドジっ娘すぎました。5-8萬も6-9索も見た目枚数は同じで、場況的に萬子が悪くないとは言え、フリテンであるデメリットを覆すには程遠いので、5萬切りの一手でした。
局の結果は満貫のツモアガリでした。

オーラスは満貫の横移動で逃げ切りトップ終了でした。
・3戦目

対門さんが切った北をスルーしました。
ポンすればホンイツ役牌のイーシャンテンになりますが、場に1枚切れの東と生牌の發が手牌で孤立しています。ドラを景気よく切り出している親の下家さんはほぼテンパイ、この終盤で生牌の北を切ってきた対門さんも萬子ホンイツのテンパイの可能性が高いとなると、1枚切れの東ですらやや厳しいのに生牌の發はとても切れません。なのでここはスルーしておとなしくしておくのが無難だと思います。
局の結果は3,900点の横移動でした。

2着目でのオーラス1本場親番、ドラ3筒を引いてテンパイし、7索を切って即リーチをかけました。
終盤の役ありテンパイでアガリ牌は残り3枚、しかも宣言牌の7索は下家さんにかなり危険な上、ここにハネ満を放銃すると3着に落ちるという、ダマにしたい条件が大量に揃っているにもかかわらずリーチをかけました。理由は極めて単純で、6,000点オールで逆転トップ終了できるからです。ここでダマ5,800点をアガって次局で逆転を狙うよりは、カンが入っているこの状況でツモ裏1条件を狙うほうがトップ率は高そうです。また、下家さんがホンイツでハネ満になる可能性も、ドラ4枚もしくは役牌とドラ3枚が必要となると、確率はかなり低そうです。ツモればそこそこトップ、振っても大体2着であれば、残り巡目や待ち枚数が多少苦しくてもリーチをかけるほうがいいと判断しました。
局の結果は私と下家さんの2人テンパイで流局でした。

2着目でのオーラス2本場親番、6筒を引いて3筒を切りました。
9索がフリテンになっているので、7索8索を落として筒子くっつきを狙う選択もありますが、6-9索はそこまで薄くなっているわけでもなく、8巡目で手を組み直すのは手遅れになる可能性も十分にあります。また、現状はフリテンですが、1筒ポンや5索7索8索引きでフリテンを解消できることも多々あるので、ここはテンパイを維持しておいたほうがいいと判断しました。
局の結果は2,000点オールのツモアガリでした。

オーラス3本場の親番は、一発と裏2で親ッパネになり、逆転トップ終了でした……と、通常はなるところですが、ジャンナビはトップ目からのアガリ続行ができます。今回は競っている2着目からの親ッパネ直撃で、私を脅かす相手が存在しなくなったので、堂々と続行してさらなる追加点を狙うべき局面です。同卓者の心証はよくないでしょうが、そんなのを気にして麻雀はできません。

トップ目でのオーラス4本場親番、6索を引いて9萬を切りました。
手なりで打つなら赤5筒切りでイーシャンテン取りですが、ここからテンパイになる受け入れはさらに赤5索まで出て行くことになるので、打点減少がとてつもないです。それならこんなイーシャンテンにあまり価値はなく、懐深く打てば使えそうな赤牌2種を見切るのももったいないので、9萬切りでリャンシャンテンに戻しつつすべての赤を使い切ろうとする強欲打法のほうがいいと思います。

下家さんが満貫をツモり、私は逃げ切りトップ終了でした。
無理をせずひたすらマイペースで過ごした1年でした。労働時間は週4~5日で計30時間前後、睡眠時間は基本的に毎日7~8時間、飲酒も毎日適量(※ただし2回ほど飲みすぎて死にそうになった記憶あり)、趣味のネット麻雀も筋トレも過度にやりすぎたりすることなく、淡々と過ごしていたら1年が終わっていました。そして2020年になって3ヶ月半ほど経ちますが、相変わらずそのペースを維持しています。まだ20代の女性である私がこんな変化も刺激も少ない枯れた生活をしていていいのかと疑問に思うこともありますし、「高収入を得たい!」「麻雀界隈でもう一旗揚げたい!」といった欲望もないわけではないですが、そのための労力や時間を考えると尻込みしてしまう感じです。現時点での私の将来の夢は「麻雀がクッソ強いスーパーデジタル熟女」になることなので、今後も淡々と麻雀の勉強と実戦を積み重ねて行くつもりです。
今回も通常の東風段位戦を打ちました。
・1戦目

対門さんのリーチ一発目、1筒をツモ切りしました。
通っていないスジの残り本数で考えると、この1筒は相当危険な牌ではありますが、こちらは高め満貫安め3,900点のリャンメンテンパイなので、基本的には目をつぶってゼンツできる手牌です。さらに最終盤はテンパイ料との兼ね合いでより押し有利になるので、なおのこと1筒は勝負して行ったほうがよくなります。ちなみに対門さんの入り目は4筒だったので、1筒は本当にギリギリの牌でした。仮に入り目が7萬だったとしてもこちらは同じ選択をしていたので、その場合は倍満にぶっ刺さっていました。
局の結果は3,900点の出アガリでした。

6索をチーして5萬を切りました。
良形テンパイを目指してスルーする選択もありますが、この手は良形になる確率がそこまで高くないです。仕掛けを含めて良形テンパイ率を約6割(※数値は超てきとうです)としても、数巡後の6割良形4割愚形テンパイよりは、今ここにある確実な愚形テンパイのほうがえらいと思います。ちなみに萬子の形が577ではなく677であれば良形テンパイ率がだいぶ上がるので、この6索はまだスルーしてもよさそうです。
局の結果は1,000点の出アガリでした。

オーラスは3,200点を出アガって逃げ切りトップ終了でした。
・2戦目

3索を引いて5索を切りました。
特に状況がなければ9索切りでリーチをかけたいところですが、今回は競っている下家さんが2副露をしており、9索がそれなりに危険で切りにくいです。しかも下家さんのこの仕掛けを無視してリーチをかけて、白を掴んでポンだのロンだのと言われた場合は大惨事になってしまうので、現物の5索切りで後退するのが無難だと思います。

ドラ8索を引いてテンパイし、9索を切ってダマテンにしました。
下家さんの仕掛けに対応していたらいつの間にかテンパイ復活です。白を引いたら困るので当然リーチはかけないのですが、ここで下家さんの現物の9索を手拍子で切ってから5-8萬フリテンに気付くのはさすがにドジっ娘すぎました。5-8萬も6-9索も見た目枚数は同じで、場況的に萬子が悪くないとは言え、フリテンであるデメリットを覆すには程遠いので、5萬切りの一手でした。
局の結果は満貫のツモアガリでした。

オーラスは満貫の横移動で逃げ切りトップ終了でした。
・3戦目

対門さんが切った北をスルーしました。
ポンすればホンイツ役牌のイーシャンテンになりますが、場に1枚切れの東と生牌の發が手牌で孤立しています。ドラを景気よく切り出している親の下家さんはほぼテンパイ、この終盤で生牌の北を切ってきた対門さんも萬子ホンイツのテンパイの可能性が高いとなると、1枚切れの東ですらやや厳しいのに生牌の發はとても切れません。なのでここはスルーしておとなしくしておくのが無難だと思います。
局の結果は3,900点の横移動でした。

2着目でのオーラス1本場親番、ドラ3筒を引いてテンパイし、7索を切って即リーチをかけました。
終盤の役ありテンパイでアガリ牌は残り3枚、しかも宣言牌の7索は下家さんにかなり危険な上、ここにハネ満を放銃すると3着に落ちるという、ダマにしたい条件が大量に揃っているにもかかわらずリーチをかけました。理由は極めて単純で、6,000点オールで逆転トップ終了できるからです。ここでダマ5,800点をアガって次局で逆転を狙うよりは、カンが入っているこの状況でツモ裏1条件を狙うほうがトップ率は高そうです。また、下家さんがホンイツでハネ満になる可能性も、ドラ4枚もしくは役牌とドラ3枚が必要となると、確率はかなり低そうです。ツモればそこそこトップ、振っても大体2着であれば、残り巡目や待ち枚数が多少苦しくてもリーチをかけるほうがいいと判断しました。
局の結果は私と下家さんの2人テンパイで流局でした。

2着目でのオーラス2本場親番、6筒を引いて3筒を切りました。
9索がフリテンになっているので、7索8索を落として筒子くっつきを狙う選択もありますが、6-9索はそこまで薄くなっているわけでもなく、8巡目で手を組み直すのは手遅れになる可能性も十分にあります。また、現状はフリテンですが、1筒ポンや5索7索8索引きでフリテンを解消できることも多々あるので、ここはテンパイを維持しておいたほうがいいと判断しました。
局の結果は2,000点オールのツモアガリでした。

オーラス3本場の親番は、一発と裏2で親ッパネになり、逆転トップ終了でした……と、通常はなるところですが、ジャンナビはトップ目からのアガリ続行ができます。今回は競っている2着目からの親ッパネ直撃で、私を脅かす相手が存在しなくなったので、堂々と続行してさらなる追加点を狙うべき局面です。同卓者の心証はよくないでしょうが、そんなのを気にして麻雀はできません。

トップ目でのオーラス4本場親番、6索を引いて9萬を切りました。
手なりで打つなら赤5筒切りでイーシャンテン取りですが、ここからテンパイになる受け入れはさらに赤5索まで出て行くことになるので、打点減少がとてつもないです。それならこんなイーシャンテンにあまり価値はなく、懐深く打てば使えそうな赤牌2種を見切るのももったいないので、9萬切りでリャンシャンテンに戻しつつすべての赤を使い切ろうとする強欲打法のほうがいいと思います。

下家さんが満貫をツモり、私は逃げ切りトップ終了でした。

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コメント
一部の天才を除けば、あらゆる分野で上達には実戦と勉強が必要なのは間違いないですね。
テンパイ速度至上主義で育ったデジタル雀士なので、良形をどこまで求めるかの判断は正直私も自信がないです(^^;
テンパイ速度至上主義で育ったデジタル雀士なので、良形をどこまで求めるかの判断は正直私も自信がないです(^^;
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1戦目東三局、良形テンパイになる割合がぱっと見当がつくようになりたいです。