わりとどうでもいいことで「譲れないこだわり」がやたら多い人は大体ヤベェ奴
2020-01-17
第2062回「譲れないこだわりはありますか?」
難しい質問ですね。例えば飲み会の席で私は初手ハイボールが定石なのですが、周りが全員ビールなら全然ビールで構わないですし、「毎日寝る前にお酒を飲む」という生活は、ただ単に私がアル中イーシャンテンなだけでこだわりではない気がします。咄嗟に思い付いた2つがどっちもお酒絡みなのは特に意味はないです。「譲れない」ぐらいのこだわりということは生き死にに関することだと思うので、その点で考えるなら、「辛い仕事で高賃金より、ヌルい仕事で低賃金のほうがいい」が私のこだわりかもしれません。ただしこれは兄の影響を多分に受けています。兄は20代後半までの労働をブラックIT企業→ブラック雀荘→ブラック警備会社という黒い三連星で過ごしており、そのときの兄の荒み具合は私も知っているので、「兄よりもメンタルの弱い私がうっかりブラックを引き当てたら死んでしまうかもしれない」とビビり、ヌルめのバイトを複数かけ持つフリーター女子に落ち着いた次第です。
今回は通常の東風段位戦を打ちました。
・1戦目

3索を引いて7筒を切りました。
7筒か7索の選択で、リャンメンが埋まってあっさりテンパイするのであればどちらを切っても変わらないですが、ターツ振り替えを見据えるのであれば差が出てきます。萬子リャンメンは9萬でタンヤオが崩れる可能性があるので、7筒を1枚切って筒子を4連形として残し、3568筒引きから萬子リャンメン落としの変化を見るのがよさそうです。
局の結果は私の1人テンパイで流局でした。

下家さんが切った2萬をスルーしました。
ドラ表示牌で1枚見えている2萬をスルーするともうトイトイには行けなくなりますが、ここから鳴いてトイトイに行っても3副露で中張牌含みのシャンポン待ち2,600点あたりになるので、あまり魅力がありません。チートイはトイトイよりアガリ率がやや下がるものの、門前で守備が効いてリーチをかければ打点もトイトイのみよりは高くなるので、こちらのほうが攻守のバランスが取れていると思います。

8索をツモ切りしました。
7索を切れば筒子中ぶくれの変化が残る普通手のイーシャンテンになりますが、2萬が枯れていてテンパイ受け入れが狭く、筒子くっつきで変化を見るのであれば実質リャンシャンテンです。これなら普通手を見切ってでも現状のチートイツイーシャンテンを維持するほうがまだよさそうという判断です。
局の結果は対面さんの1人テンパイで流局でした。

2着目でのオーラス、8索を引いてテンパイし、9筒を切って即リーチをかけました。
逆転トップには倍満ツモでもハネ満直撃でも届かないので、順位効率だけを考えるならアガリ率最大のダマでまったく問題ない局面ですが、素点を稼ぐために強欲に曲げてみました。巡目が早く、上家さんが回線切れで何でもツモ切ってくれるとなると、リーチをかけてもアガリ率は十分高そうですし、4索と赤牌ぐらいしか手変わりがないなら手変わり待ちのダマもほとんど意味がないです。

満貫をツモアガって2着のまま終了でした。
・2戦目

下家さんのリーチ一発目、5筒を引いて發を切りました。
愚形含みのリーチのみイーシャンテンからはリーチに押せないと考えて現物の3筒を中抜きする選択もありますが、親番8巡目のイーシャンテンであっさりベタオリするのもちょっと癪です。こちらはピンフ一通までなら現実的な範囲で狙える手牌なので、安全度の高い發のトイツ落としでとりあえず様子見する程度のリスクは許されると思います。

4筒を引いて7筒を切りました。
7筒はリーチ者に対して無スジで、安全にシャンテン数を維持するなら今通った1筒切りですが、こちらは4筒を引いたことでピンフ一通の完全イーシャンテンになったので、今までより押し有利な手牌になっています。切る牌が両無スジ456だったりする場合はさすがに押しにくいですが、7筒はリーチ前に切られた6筒の外スジで通常の無スジよりもやや安全な牌と言えるので、こちらがこのぐらいいい手牌であれば7筒は押していいと思います。

6萬を引いて1筒を切りました。
9萬が通っているので6萬は片無スジではあるものの、終盤のドラなしイーシャンテンから特に通る根拠のない無スジを押すのはやや微妙だと判断して半歩後退しました。とは言え親の良形テンパイなら子のリーチに十分勝負できるので、ここから5筒や9索を引いてテンパイするようであれば、6萬を切って追いかけリーチをかけてもよさそうです。
局の結果は5,200点の横移動でした。

4萬をチーして7萬を切りました。
門前でも十分にテンパイできそうな手なので、通常であれば4萬はスルーするところですが、ラス前の3着目で、満貫ツモでもトップ目に立てない状況となると、ちょっと話が変わってきます。この手は7萬を引くとメンピンイーペーコー高めタンヤオの勝負手になりますが、それ以外はリーチのみかリーチタンヤオになるので、門前での打点はそこまで期待できません。それならたとえタンヤオのみでも最速テンパイに取り、アガって2着目に浮上してオーラスを向かえるほうがいいと思います。
局の結果は1,000点の出アガリでした。

2着目でのオーラス1本場、2筒を引いてテンパイし、5筒を切ってダマテンにしました。
逆転トップはハネ満ツモ条件なので、リーヅモチートイ裏2を目指して即リーチする選択もありますが、それは言うまでもなく相当な低確率です。また、現状3着目の親とはあまり点差がなく、ここでリーチをすると3着落ちの可能性が高くなり、リーチ後に親マンでも放銃しようものならラスまで落ちてしまいます。低確率の事象のために着順落ちのリスクを負うのは微妙なので、ここはダマで2着を拾いに行くのが無難な選択だと思います。

3,900点の横移動で、私は2着のまま終了でした。
難しい質問ですね。例えば飲み会の席で私は初手ハイボールが定石なのですが、周りが全員ビールなら全然ビールで構わないですし、「毎日寝る前にお酒を飲む」という生活は、ただ単に私がアル中イーシャンテンなだけでこだわりではない気がします。咄嗟に思い付いた2つがどっちもお酒絡みなのは特に意味はないです。「譲れない」ぐらいのこだわりということは生き死にに関することだと思うので、その点で考えるなら、「辛い仕事で高賃金より、ヌルい仕事で低賃金のほうがいい」が私のこだわりかもしれません。ただしこれは兄の影響を多分に受けています。兄は20代後半までの労働をブラックIT企業→ブラック雀荘→ブラック警備会社という黒い三連星で過ごしており、そのときの兄の荒み具合は私も知っているので、「兄よりもメンタルの弱い私がうっかりブラックを引き当てたら死んでしまうかもしれない」とビビり、ヌルめのバイトを複数かけ持つフリーター女子に落ち着いた次第です。
今回は通常の東風段位戦を打ちました。
・1戦目

3索を引いて7筒を切りました。
7筒か7索の選択で、リャンメンが埋まってあっさりテンパイするのであればどちらを切っても変わらないですが、ターツ振り替えを見据えるのであれば差が出てきます。萬子リャンメンは9萬でタンヤオが崩れる可能性があるので、7筒を1枚切って筒子を4連形として残し、3568筒引きから萬子リャンメン落としの変化を見るのがよさそうです。
局の結果は私の1人テンパイで流局でした。

下家さんが切った2萬をスルーしました。
ドラ表示牌で1枚見えている2萬をスルーするともうトイトイには行けなくなりますが、ここから鳴いてトイトイに行っても3副露で中張牌含みのシャンポン待ち2,600点あたりになるので、あまり魅力がありません。チートイはトイトイよりアガリ率がやや下がるものの、門前で守備が効いてリーチをかければ打点もトイトイのみよりは高くなるので、こちらのほうが攻守のバランスが取れていると思います。

8索をツモ切りしました。
7索を切れば筒子中ぶくれの変化が残る普通手のイーシャンテンになりますが、2萬が枯れていてテンパイ受け入れが狭く、筒子くっつきで変化を見るのであれば実質リャンシャンテンです。これなら普通手を見切ってでも現状のチートイツイーシャンテンを維持するほうがまだよさそうという判断です。
局の結果は対面さんの1人テンパイで流局でした。

2着目でのオーラス、8索を引いてテンパイし、9筒を切って即リーチをかけました。
逆転トップには倍満ツモでもハネ満直撃でも届かないので、順位効率だけを考えるならアガリ率最大のダマでまったく問題ない局面ですが、素点を稼ぐために強欲に曲げてみました。巡目が早く、上家さんが回線切れで何でもツモ切ってくれるとなると、リーチをかけてもアガリ率は十分高そうですし、4索と赤牌ぐらいしか手変わりがないなら手変わり待ちのダマもほとんど意味がないです。

満貫をツモアガって2着のまま終了でした。
・2戦目

下家さんのリーチ一発目、5筒を引いて發を切りました。
愚形含みのリーチのみイーシャンテンからはリーチに押せないと考えて現物の3筒を中抜きする選択もありますが、親番8巡目のイーシャンテンであっさりベタオリするのもちょっと癪です。こちらはピンフ一通までなら現実的な範囲で狙える手牌なので、安全度の高い發のトイツ落としでとりあえず様子見する程度のリスクは許されると思います。

4筒を引いて7筒を切りました。
7筒はリーチ者に対して無スジで、安全にシャンテン数を維持するなら今通った1筒切りですが、こちらは4筒を引いたことでピンフ一通の完全イーシャンテンになったので、今までより押し有利な手牌になっています。切る牌が両無スジ456だったりする場合はさすがに押しにくいですが、7筒はリーチ前に切られた6筒の外スジで通常の無スジよりもやや安全な牌と言えるので、こちらがこのぐらいいい手牌であれば7筒は押していいと思います。

6萬を引いて1筒を切りました。
9萬が通っているので6萬は片無スジではあるものの、終盤のドラなしイーシャンテンから特に通る根拠のない無スジを押すのはやや微妙だと判断して半歩後退しました。とは言え親の良形テンパイなら子のリーチに十分勝負できるので、ここから5筒や9索を引いてテンパイするようであれば、6萬を切って追いかけリーチをかけてもよさそうです。
局の結果は5,200点の横移動でした。

4萬をチーして7萬を切りました。
門前でも十分にテンパイできそうな手なので、通常であれば4萬はスルーするところですが、ラス前の3着目で、満貫ツモでもトップ目に立てない状況となると、ちょっと話が変わってきます。この手は7萬を引くとメンピンイーペーコー高めタンヤオの勝負手になりますが、それ以外はリーチのみかリーチタンヤオになるので、門前での打点はそこまで期待できません。それならたとえタンヤオのみでも最速テンパイに取り、アガって2着目に浮上してオーラスを向かえるほうがいいと思います。
局の結果は1,000点の出アガリでした。

2着目でのオーラス1本場、2筒を引いてテンパイし、5筒を切ってダマテンにしました。
逆転トップはハネ満ツモ条件なので、リーヅモチートイ裏2を目指して即リーチする選択もありますが、それは言うまでもなく相当な低確率です。また、現状3着目の親とはあまり点差がなく、ここでリーチをすると3着落ちの可能性が高くなり、リーチ後に親マンでも放銃しようものならラスまで落ちてしまいます。低確率の事象のために着順落ちのリスクを負うのは微妙なので、ここはダマで2着を拾いに行くのが無難な選択だと思います。

3,900点の横移動で、私は2着のまま終了でした。

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コメント
確かにどんなイケメンでも生卵を啜ってるのを見たら好感度はダダ下がりそうですw
麻雀は牌効率が凡人でも押し引きが上手ければ最強クラスになれるゲームなので、それだけ正しい押し引きは難易度も高いということですね。
麻雀は牌効率が凡人でも押し引きが上手ければ最強クラスになれるゲームなので、それだけ正しい押し引きは難易度も高いということですね。
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2戦目東二局、押し引きのかげんがかなり難しいものだと思いました。