大して面白くない本を強制的に読ませて感想を強制的に書かせる読書感想文という拷問
2019-09-09
第2416回「夏休みの宿題で何が苦手だった?」
読書感想文ですね。10年以上ブログを書いて本も出した人間が何言ってんだと思うかもしれませんが事実です。私は短い文はともかく長文を書くのが死ぬほど苦手で、1冊の本の感想を原稿用紙5枚分書けなどと言われたらその時点で失踪したくなります。とは言え子供の頃から本を読むこと自体は嫌いではなかったので、読書感想文とは関係なく本はよく読んでいました。ちなみに小学生の頃に読んだ本で記憶に強く残っている本は2冊あって、1冊目は『合成怪物』です。小学校の図書室で借りて読んだのですが、こんなもん子供に読ませてどうすんだよというレベルのハードSFで、読み終えた後の虚無感が半端なかったです。2冊目は自宅の母親の本棚にあった阿刀田高の短編集『食べられた男』です。この本の中の『カレー&ライス』という作品は、美人妻が旦那の目の前で拘束されて凌辱されるシーンがだいぶいやらしく書かれていて、私の性癖形成に明らかに影響を及ぼしました。
今回はジャンナビプロ対局の116戦目を打ちました。半荘戦です。

7筒をチーして1筒を切りました。
カンチャンだらけのバラバラ手で、鳴いて行かないとアガリはほぼ無理だと判断して鳴いたのですが、鳴いて4シャンテンが3シャンテンになったところで全然アガれるビジョンが見えず、ただ守備力が下がっただけ感が強いです。ここまで酷い手で捨て牌二段目に入ってしまったのなら、無理に鳴いてアガリに向かうよりも、安全そうな牌を1~2牌抱えつつ門前で守備的に進める方針のほうがよかったと思います。
局の結果は上家さんの500-1,000ツモでした。

4索を引いて8筒を切りました。
5ブロック理論で考えて場に1枚切れの8筒トイツが一番弱いブロックと判断して落としたのですが、メンツ無しの普通手3シャンテンから4トイツのチートイ手リャンシャンテンを見切るのはやや微妙な気がします。上家さんが索子ホンイツ気配で索子をたくさん持っていそうということを考慮して、危険度があまり高くない今のうちに246索の索子リャンカンを払うほうがよかったと思います。
局の結果は上家さんの親マンツモでした。

下家さんが切った西をスルーしました。
鳴けば678三色の片アガリテンパイに取れますが、9萬が1枚見え程度ではフリテンになる可能性がそれなりにあります。そして何よりこの手は門前でテンパイした場合、リャンメン待ちもしくは字牌シャンポン待ちの良形テンパイになるのが確定しており、三色になればリーチで満貫クラスの打点が期待できるのも強いです。これなら慌てて西のポンテンを取らなくてもバチは当たらないと思います。

対面さんが切った西をポンして2筒を切りました。
同巡に切られたオタ風の西を鳴くのは感覚的に気持ち悪いという人もいそうですが、1枚目の西をスルーしても字牌シャンポン待ちリーチを打てる可能性が残るのに対し、2枚目の西をスルーすると片割れがない1筒シャンポン待ちになる可能性が高いのは結構苦しいです。同巡2鳴きで他家にあまりいい手ではないとバレたとしても、アガリに向かう気があるのであればこのポンテンは取ったほうがいいと思います。
局の結果は5,800点の横移動でした。

下家さんのリーチ宣言牌のドラ2萬をスルーしました。
満貫確定クイタンくっつきイーシャンテンの形なのでポンして9索を切りたいところですが、ラス目のリーチに対して9索はともかく5萬か4索を勝負するのは苦しいと判断して鳴きませんでした。しかし、仮に満貫を放銃したとしても2着目のまま変わらず、満貫をアガった場合は、
上家さんから出アガリ→トップ目浮上
対面さんから出アガリ→トップ目と僅差の2着目
下家さんから出アガリかツモアガリ→40,000点超えの2着終了
どういう展開になっても悪いことにはならないので、だいぶ押し得な状況と言えます。これならポンして9索を切って行ったほうがよかったと思います。
局の結果は下家さんの1,300-2,600ツモでした。

ドラ南を引いて1萬を切りました。
ドラトイツで打点は十分なので、シンプルに赤5筒切りで受け入れ最大のイーシャンテンに取るか、メンツ振り替えの余地を残す8索切りという選択もあります。しかし4巡目なら手変わりの余地を最大限に残しても許される巡目なので、変化の弱い萬子ペンチャンを払って赤5筒のくっつきと索子の伸びの両方を見るほうがいいと思います。

1索を引いて8索を切りました。
2メンツを作るためだけなら344568索の形で2-5-7索受けを残すのがセオリーですが、今必要なのは2メンツと1雀頭です。1索を残しておけば、8索がなくても7索引きでテンパイすることができ、2索引きだと1-4-7索待ちの3面張になるので、赤5筒へのくっつきを残しつつ8索を切るのが一番バランスがいいと思います。

4索をツモ切りしました。
待ちの数なら1索切りで4-7索待ちに受けたほうが2枚多いですが、真ん中寄りの4-7索待ちの出てきにくさと、4索を切ることで1索がスジになって出てきやすくなることも考慮すると、1索単騎待ちのほうがアガリ率は高そうだと判断しました。

5索をツモ切りしました。
1つ上の画像と同じくスジ待ち1索での出アガリを狙っての選択ですが、今回は比較的外側に近い2索がそれなりにアガリを期待できるので、枚数重視で1索切りの2-5索待ちに受け変えたほうがよかったと思います。
局の結果はハネ満のツモアガリでした。

トップ目でのオーラス、3萬を引いて4筒を切りました。
良形確定のイーシャンテンでメンツを壊す選択ですが、上家さんに2,600点以上を振ると2着落ちで、オリた場合は上家さんの1人テンパイでも私の1人ノーテンでも流局で逃げ切りトップ終了となると、このあたりでオリるのが無難だと思います。上家さんの現物の8索切りでイーシャンテンを維持しない理由は、対面さんと下家さんのダマテンを念のため警戒したためです。

上家さんが満貫をツモって2着落ち終了でした。
読書感想文ですね。10年以上ブログを書いて本も出した人間が何言ってんだと思うかもしれませんが事実です。私は短い文はともかく長文を書くのが死ぬほど苦手で、1冊の本の感想を原稿用紙5枚分書けなどと言われたらその時点で失踪したくなります。とは言え子供の頃から本を読むこと自体は嫌いではなかったので、読書感想文とは関係なく本はよく読んでいました。ちなみに小学生の頃に読んだ本で記憶に強く残っている本は2冊あって、1冊目は『合成怪物』です。小学校の図書室で借りて読んだのですが、こんなもん子供に読ませてどうすんだよというレベルのハードSFで、読み終えた後の虚無感が半端なかったです。2冊目は自宅の母親の本棚にあった阿刀田高の短編集『食べられた男』です。この本の中の『カレー&ライス』という作品は、美人妻が旦那の目の前で拘束されて凌辱されるシーンがだいぶいやらしく書かれていて、私の性癖形成に明らかに影響を及ぼしました。
今回はジャンナビプロ対局の116戦目を打ちました。半荘戦です。

7筒をチーして1筒を切りました。
カンチャンだらけのバラバラ手で、鳴いて行かないとアガリはほぼ無理だと判断して鳴いたのですが、鳴いて4シャンテンが3シャンテンになったところで全然アガれるビジョンが見えず、ただ守備力が下がっただけ感が強いです。ここまで酷い手で捨て牌二段目に入ってしまったのなら、無理に鳴いてアガリに向かうよりも、安全そうな牌を1~2牌抱えつつ門前で守備的に進める方針のほうがよかったと思います。
局の結果は上家さんの500-1,000ツモでした。

4索を引いて8筒を切りました。
5ブロック理論で考えて場に1枚切れの8筒トイツが一番弱いブロックと判断して落としたのですが、メンツ無しの普通手3シャンテンから4トイツのチートイ手リャンシャンテンを見切るのはやや微妙な気がします。上家さんが索子ホンイツ気配で索子をたくさん持っていそうということを考慮して、危険度があまり高くない今のうちに246索の索子リャンカンを払うほうがよかったと思います。
局の結果は上家さんの親マンツモでした。

下家さんが切った西をスルーしました。
鳴けば678三色の片アガリテンパイに取れますが、9萬が1枚見え程度ではフリテンになる可能性がそれなりにあります。そして何よりこの手は門前でテンパイした場合、リャンメン待ちもしくは字牌シャンポン待ちの良形テンパイになるのが確定しており、三色になればリーチで満貫クラスの打点が期待できるのも強いです。これなら慌てて西のポンテンを取らなくてもバチは当たらないと思います。

対面さんが切った西をポンして2筒を切りました。
同巡に切られたオタ風の西を鳴くのは感覚的に気持ち悪いという人もいそうですが、1枚目の西をスルーしても字牌シャンポン待ちリーチを打てる可能性が残るのに対し、2枚目の西をスルーすると片割れがない1筒シャンポン待ちになる可能性が高いのは結構苦しいです。同巡2鳴きで他家にあまりいい手ではないとバレたとしても、アガリに向かう気があるのであればこのポンテンは取ったほうがいいと思います。
局の結果は5,800点の横移動でした。

下家さんのリーチ宣言牌のドラ2萬をスルーしました。
満貫確定クイタンくっつきイーシャンテンの形なのでポンして9索を切りたいところですが、ラス目のリーチに対して9索はともかく5萬か4索を勝負するのは苦しいと判断して鳴きませんでした。しかし、仮に満貫を放銃したとしても2着目のまま変わらず、満貫をアガった場合は、
上家さんから出アガリ→トップ目浮上
対面さんから出アガリ→トップ目と僅差の2着目
下家さんから出アガリかツモアガリ→40,000点超えの2着終了
どういう展開になっても悪いことにはならないので、だいぶ押し得な状況と言えます。これならポンして9索を切って行ったほうがよかったと思います。
局の結果は下家さんの1,300-2,600ツモでした。

ドラ南を引いて1萬を切りました。
ドラトイツで打点は十分なので、シンプルに赤5筒切りで受け入れ最大のイーシャンテンに取るか、メンツ振り替えの余地を残す8索切りという選択もあります。しかし4巡目なら手変わりの余地を最大限に残しても許される巡目なので、変化の弱い萬子ペンチャンを払って赤5筒のくっつきと索子の伸びの両方を見るほうがいいと思います。

1索を引いて8索を切りました。
2メンツを作るためだけなら344568索の形で2-5-7索受けを残すのがセオリーですが、今必要なのは2メンツと1雀頭です。1索を残しておけば、8索がなくても7索引きでテンパイすることができ、2索引きだと1-4-7索待ちの3面張になるので、赤5筒へのくっつきを残しつつ8索を切るのが一番バランスがいいと思います。

4索をツモ切りしました。
待ちの数なら1索切りで4-7索待ちに受けたほうが2枚多いですが、真ん中寄りの4-7索待ちの出てきにくさと、4索を切ることで1索がスジになって出てきやすくなることも考慮すると、1索単騎待ちのほうがアガリ率は高そうだと判断しました。

5索をツモ切りしました。
1つ上の画像と同じくスジ待ち1索での出アガリを狙っての選択ですが、今回は比較的外側に近い2索がそれなりにアガリを期待できるので、枚数重視で1索切りの2-5索待ちに受け変えたほうがよかったと思います。
局の結果はハネ満のツモアガリでした。

トップ目でのオーラス、3萬を引いて4筒を切りました。
良形確定のイーシャンテンでメンツを壊す選択ですが、上家さんに2,600点以上を振ると2着落ちで、オリた場合は上家さんの1人テンパイでも私の1人ノーテンでも流局で逃げ切りトップ終了となると、このあたりでオリるのが無難だと思います。上家さんの現物の8索切りでイーシャンテンを維持しない理由は、対面さんと下家さんのダマテンを念のため警戒したためです。

上家さんが満貫をツモって2着落ち終了でした。

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コメント
「カレー&ライス」は描写はともかくブラックユーモア系の作品としては普通に名作だと思っています(^^)
344568の形で頭に入っているとなおさら8索に手がかかりにくいのがいやらしいところですねw
344568の形で頭に入っているとなおさら8索に手がかかりにくいのがいやらしいところですねw
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南三局、雀頭はメンツより出来やすくまた単騎待ちは悪くない待ちなので、8索切りには考えが至りにくいと思います。